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大谷景観公園で開催されたフェスタin大谷の様子 / 巨大な地下空間が広がる大谷資料館

   今回は前回取り上げた平和観音と大谷寺に続き、大谷景観公園で開催されたフェスタin大谷と大谷資料感の話です。

   幼い頃に何度か来た事があるものの、最近はあまり立ち寄る機会が無かった大谷町地域ですが、今回大谷町に出向いた
   目的は10回目を数える「フェスタ in 大谷」というお祭りをドライブがてら見に行こうという事で訪れてみました。

   フェスタin大谷の会場となる大谷景観公園手前にある平和観音を拝んでから徒歩で会場となる大谷景観公園へ。
   大谷景観公園と呼ばれる公園を訪れたのは今回が初めてでした。


   

   上の写真 : 大谷景観公園が会場となった「フェスタ in 大谷」

   初めて参加してみたイベントだったので様子が判らず食べ物は会場にあまりないだろうと思い、来る途中で軽く食べて
   きてしまったのですが、会場の規模の割には食べ物を扱ったお店が多く出店されていました。
   フェスタin大谷の会場でもお昼は食べられましたね・・・残念・・・>_<
   鮎の塩焼きが売られているのが栃木っぽいw
   ステージでは今だかつてテレビ番組でしか見たことのなかった「南京玉すだれ」が・・・w
   琴や太鼓の演奏など様々な演目が用意されていました。


      

   上の写真 : 芝生の上に置かれた大谷石。

   周辺を見渡すと芝生の上に小さな大谷石がいたるところに・・・
   周辺の芝生に配置されている大谷石で出来た小さなオブジェは、よく見ると灯籠になっており、4日〜6日まで日没から
   夜10時まで一面に蝋燭が灯され、「大谷明かり展」が開かれるという話しでした。


      

   上の写真 : 大谷景観公園周辺

   大谷景観公園の向こうに見える断崖の手前には姿川が流れ、中国の山水画を彷彿させる景色が広がっていました。

   陸の松島とも呼ばれる大谷地域の奇岩群ですが、独特な雰囲気を持つ景勝地の割には大谷町周辺は観光で賑わって
   いるとは言えず、場所によっては廃墟のような店舗や住居が点在しています。
   奇岩群のある大谷町周辺は栃木県内でも有数の観光資源を持つ地域だと思うのですが、現在の寂れ具合はちょっと
   勿体無いですね・・・>_<

   今回は「フェスタ in 大谷」の会場として出店のテントやら人やらで、ごったがえしていましたが、次回は何もない時に再び
   訪れてみようと思います。


   大谷景観公園
   所在 : 栃木県宇都宮市大谷町1224

   関連HP : フェスタ in 大谷 お問い合わせは大谷石材協同組合へ。


   
   大きな地図で見る


   「フェスタ in 大谷」を見に来たついでに足を伸ばし大谷資料館に寄ってみました。
   大谷景観公園に面する道路をわずかに北に進むと看板が出ており、大谷景観公園からでも歩いて行ける距離に
   あります。

   

   上の写真 : 姿川に架かる橋付近に掲げられている看板

   今回は「フェスタ in 大谷」開催の為に大谷景観公園までは歩きで来たので、徒歩で向かいましたが、催しのない
   日であれば大谷資料館には無料駐車場が用意されているので車に乗ったまま向かう事も可能です。


         

   上の写真 : 大谷資料館駐車場付近

   大谷資料館の駐車場付近にも奇岩が多く、採掘跡と思われる穴があちこちに見て取れます。


   

   上の写真 : 不思議な採掘跡

   高い位置に不自然に残っている採掘跡が不思議ですね。
   採掘途中だった現場を後から山ごと切り崩したのかな?

   どうでもいい話ですが、上の写真に見られるような横長に切られた採掘跡を見ていると、初代ガンダムに出てきた
   宇宙要塞ソロモンやア・バオア・クーの基地入り口を思い出すのですが・・・そんな事を考えながら眺めているのは私だけ
   でしょうかw


   

   上の写真 : 大谷資料館から地下へと延びる通路

   外は陽射しが強くあれほど暑かったのに、階段を降り始めたとたん空気がひんやり・・・。
   地下空間内は急な階段が多く、スロープはないので、車椅子やベビーカーなどは入れません。
   よちよち歩きの小さい子供を連れて行く際には抱きかかえて進むしかないので、案外堪えます>_<


   手持ちのデジカメで写真を撮ったのですが、地下は照明があるものの薄暗く、写真がぼやけてしまい綺麗に撮れま
   せんでした>_<
   デジカメの撮影モードに夜景モードがあるのですが、シャッターを切ると手振れが顕著に現れるので三脚を使ってカメラを
   固定しないとだめかな・・・
   多少写真がぼやけていますが雰囲気は伝わると思いますのでご了承下さい。


         

   上の写真 : 大谷資料室から入れる地下空間

   通路を抜けると巨大な地下空間が・・・
   外からは山しか見えないのに、地下にこれだけの空間が広がっている事に驚きです。

   ここ大谷資料館から入れる地下空間は1919年(大正8年)〜1986年(昭和61年)までの期間をかけ大谷石を採掘
   した後に出来た空間との事。
   2万平方メートルに及ぶ野球場が1つ収まってしまうだけの広さを持ち、戦時中は陸軍の地下倉庫としてや飛行機の
   地下工場として活用された歴史を持ちます。
   近年ではコンサート、ファッションショー、演劇が行われる事もあり多目的に活用され、中でも、宇都宮市内にある結婚
   式場、コンセーレ(財団法人 栃木県青年会館)では、この地下空間を利用した結婚式を受け付けているそうですw
   随分と前ですが、テレビでたまたま見掛けた子供向け戦隊特撮番組の中で、悪の組織が潜む秘密基地としてこの
   場所が出てきた事を思い出しましたw

   外とは反対に、地下空間内の気温はかなり低く、9月上旬にもかかわらず吐く息が白くなりました。
   気温が低い割りに湿度が高めかな。


   

   上の写真 : 採掘場から見える外の光

   地下空間からの帰り道、ようやく外の光が・・・
   昔テレビで放送されていた川口浩探検隊シリーズを思い出す光景ですw

   何はともあれ、ここまで帰ってくればひと安心。
   外の光を見るとほっとしますね^^

   大谷町は岩山と民家が同じ地域にある珍しい地域という事もあり、過去には陥没事故が度々発生し最近では1989年に
   採掘場跡の一部が陥没し民家が被害にあっています。
   古くは奈良時代から採掘が始まったと言われる大谷石ですが、今から100年程前には大谷石の輸送の為、宇都宮市方面
   へ石材を運ぶ為の人車軌道(宇都宮石材軌道)も敷かれ搬出されていたという事ですので、地下にこれほど巨大な地下
   空間が存在するのもうなずけますね。

   大谷石採掘に興味のある方、探検隊気分を味わいたい方は是非足を伸ばして見て下さい^^



   大谷資料館

   所在 : 栃木県宇都宮市大谷町909

   公式HP : 大谷資料館


   
   大きな地図で見る



   関連 : 平和観音 / 大谷寺 (内部リンク)






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