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白熱電球を使用した調光器付きダウンライト

   ここ数年、実家のリビングのダウンライトの球が比較的短期間に切れてしまい困っていました。
   実家では白熱球が使用出来る調光器(明るさを調節する為の機能)付きのダウンライトが設置されています。
   なんでこんなに交換ばかりしなくちゃならないのかと感じていたのですが、ある時、知人に同じ白熱球でも110Vの
   電球を使ってみるといいよと薦められ取り付けたところ、かなり長持ちするようになりました。

   気になって、白熱球について色々と調べてみると・・・

    ・白熱球といった呼び方以外にも一般球、クリア球など、いくつかの呼び方がある。
    ・クリアガラスにシリカを塗布したものをシリカ電球と呼ぶ。
    ・一般の白熱電球の使える器具には一部を除いて電球型蛍光灯が使える。
    ・電球型蛍光灯には調光器対応のものと調光器非対応のものがあるので商品の選択には特に注意が必要。
    ・球のサイズが同じように見えて機器により仕様があり、まちがった仕様の電球を点けると長持ちしない場合や
     故障の原因になる場合がある。
    ・ダウンライト照明機器には100Vの物だけでなく110V仕様になっている物がある。
    ・定格電圧110Vの機器に100Vの電球を取り付けるとすぐに切れる。
    ・100円ショップ等で購入した電球の場合、もともとの電球が不良品短寿命の可能性があるのでしっかりとした
     メーカー製の物を買っておいた方が良い。
    ・電球は加電圧に弱く、雷の多く発生する地域では落雷により一時的に加電圧が流れ、球切れを起こす事がよくある。
    ・住宅に供給される電圧(電力会社から)は100Vですが実際にはばらつきがあり90〜110Vで給電されている。
    ・電気をあまり使わない深夜に使用すると電圧が高く、日中よりも夜に球切れする事が多い。
    ・電柱に取り付けられているトランスから近いと電圧は高めの場合がある。
    ・普通の点滅スイッチに比べ、調光器を使い調光しながら点滅させる事によりフィラメントへの負荷が軽減され
     ランプ寿命が長くなる。
    ・振動が頻繁に起こる場所だと長持ちしない。
    ・熱がこもりやすい場所や極端に冷える場所だと寿命が短くなる。
    ・白熱球は消費電力の90%以上が熱として排出されエネルギー変換効率が悪い。

   普段何気なく使っている照明だけど、結構知らないが多かったですね・・・
   実家のリビングで使っている天井に埋め込まれたダウンライトは家を建てる時に取り付けた機器をそのまま使い続けて
   いるんですが・・・型番を調べようにもそれらしき型番が見当たらないので、今となっては憶測ですがもしかしたら110V
   仕様のダウンライトに誤って100Vの電球を使っていた為に寿命が短くなっていたのかもしれません。


   肝心の110V電球ですが、条件付きではありますが、どうやらメーカーさんでも定格電圧100Vの機器に110V電球を
   使用する事を認めているようなので一安心です。

    東芝さんのHP内のQ&Aから一部抜粋(下記)

     「一般家庭では電源電圧は100Vです。したがって100V表示のランプを選んでください。
      ただし、白熱電球は電源電圧の変動に弱いので、ご家庭で電球がよく切れる場合、使用条件にもよりますが、
      電圧が多少高いかも知れません。その場合は、110Vの電球を使うと、100Vの電球に比べ明るさが落ちますが
      切れにくくなります。」

              ・・・との記述がありました。



   参考資料 クリア電球

   上の写真 : ナショナル製クリア電球40形のボルト違い2品
            左が100V(型番 L100V40W)、右が110V(型番 L110V40W)


   110V用の電球を100Vで点灯した場合、明るさは約30%低下しますが、極端に暗くなったというような感じはなく、
   理論上ランプの寿命は約4倍に延びます。更に電力量としても15%ほどの節約になるとの話しですので、電球交換の
   手間と電球の代金を考えれば少々割高な金額を払っても使えるようなら110Vの電球を購入し使っておいた方が
   いいかと思います。(東芝製の電球で、定価での差額が20円しか発生してませんでした)

   ※照明器具については電気が絡みますので心配な方は一度使用されている照明を製造しているメーカーに電話等で
   確認を取られた方がいいかもしれません。

   今後、日本では、省エネ、二酸化炭素削減、環境を考え、2012年までに家庭用の白熱球を廃止し蛍光灯型のランプ
   等に切り替えてゆくいった方針が既に発表されています。
   電球製造メーカー大手の東芝ライテックさんでは方針を先取りし2010年に白熱球の生産を中止し電球型蛍光灯や
   LED電球に生産を切り替えてゆくようです。

   2012年までは少し時間があるので暫くの間は従来型の白熱球の入手は可能かと思われますが、大手メーカーが
   LED電球に生産を切り替える事によって徐々に入手が難しくなると考えられます。

   長寿命、省電力といった特性を持つLED電球の節約話しについては別ページで触れていますので、興味のある方は
   下のリンクへどうぞ。



   関連 : LED電球を導入し電気代を抑え賢く節約する (内部リンク)
   関連 : LEDタイプの懐中電灯を上手に活用して節約する (内部リンク)






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