宇都宮で昔から親しまれてきた地域限定飲料レモン牛乳と関連商品
このページでは宇都宮近郊で昔から親しまれてきたレモン牛乳と関連商品に話題について取り上げています。
宇都宮周辺に住む地元の人にとっては馴染みのある飲み物なのですが、お笑い芸人「Ｕ字工事」の２人がネタに取り上げた
事によって一気に知名度が上がりました＾＾
最近では知名度が上がった事により様々な商品が派生しているようです。
元々は宇都宮市にあった「関東牛乳」で製造していた「関東・レモン牛乳」という名前の飲料が宇都宮周辺の限られた地域で
愛飲され、地元の人からはレモン牛乳と呼ばれてきました。
宇都宮市周辺に長年住んでいる地元の方は小学校の運動会などの学校行事の際に飲んだ方が多いのではないでしょうか。
私の小学生時代を思い返すと、運動会の開催日に届けられる飲み物（レモン牛乳など）の注文を学校で取られていた記憶が
あります。
学校行事では人気のあった「レモン牛乳」でしたが、当時はスーパーや小売店でレモン牛乳を販売しているお店が不思議と
少なく、飲みたくても特定の時にしか飲む事が出来ないレアな飲料でした。
そう考えると、レモン牛乳は学校行事で知名度を上げた飲料だったのかもしれません。
少々記憶がおぼろげですが、昔は四角いパックではなく三角形をしたテトラパックに入ったレモン牛乳や牛乳瓶に入ったレモン
牛乳があったと記憶しています。
ある時期に「関東・レモン牛乳」という商品名に牛乳という言葉が使えなくなり商品名から牛乳の２文字が消え、「関東・レモン」
という商品名に変わりました。
その後、製造メーカーである関東牛乳が廃業し一時レモン牛乳は生産中止になってしまいましたが、栃木市にある栃木乳業が
商品の製造を継承し現在は商品名に「栃木」の二文字が加わり「関東・栃木レモン」という名前で製造している他、針谷乳業が
「針谷おいしいレモン」という商品名でレモン牛乳を製造しています。
「関東・レモン牛乳」から牛乳の２文字が消え「関東・レモン」という商品名に変更された理由は、厚生労働省の「乳及び乳製品
の成分規格等に関する省令」（乳等省令と略される事もある）の改正によって「飲用乳の表示に関する公正競争規約」が変更
され生乳１００％でない商品は商品名に「牛乳」という言葉が使えなくなった為のようです。
レモン牛乳と同様に以前はスーパーやコンビニなどで見掛ける事のあったコーヒー牛乳やフルーツ牛乳などといった商品名も
見掛けなくなってしまいましたね。
レモン牛乳については商品名や製造メーカーが変わり少々ややこしいので私の知る範囲の事柄を下にまとめてみました。
＜ レモン牛乳の商品名と製造メーカー ＞
※ 「 」・・・商品名 （ ）・・・製造メーカー
「関東・レモン牛乳」
（関東牛乳）
│
│・・・（法律の改正により牛乳の表記を使う事が出来なくなり商品名を変更）
↓
「関東・レモン」
（関東牛乳）
│
│・・・（関東牛乳が廃業）
│
├------------------------------┐
│ │
↓ ↓
「関東・栃木レモン」 「針谷おいしいレモン」
（栃木乳業） （針谷乳業）
栃木乳業の製造するレモン牛乳、関東・栃木レモン
セブンイレブンで懐かしのレモン牛乳を見掛けたので購入してみました。
上の写真 ： 関東栃木レモン 200ml ９０円 （栃木乳業の製造するレモン牛乳）
以前は飲みたくてもなかなか販売されていなかったレモン牛乳ですが、現在は宇都宮市内のセブンイレブンの棚に並び
手軽に購入出きるようになって嬉しい限りです。
栃木県出身のお笑い芸人「Ｕ字工事」がテレビの中で何度となくネタにした事により、以前は限られた地域でしか知られ
ていなかったレモン牛乳は全国的に知られるようになりましたｗ
上でも書いた通りこちらの商品は栃木乳業の製造するレモン牛乳ですが、デザインは元々の製造メーカーである関東乳業
で製造していたレモン牛乳「関東・レモン牛乳」のデザインを踏襲するものとなっています。
味はというと、名称にレモンと入っているもののレモンの酸味はまったく感じられず一言で言うとレモン風味を連想させる薄め
のミルクセーキといったところでしょうか。（牛乳とレモン果汁は相性が悪く、混ぜた場合分離してしまうのでｗ）
宇都宮に長年住む住人にとっては懐かしさ一杯のローカル飲料です＾＾
関連 ： 栃木県出身のお笑い芸人、Ｕ字工事 （内部リンク）
針谷乳業の製造するレモン牛乳、針谷おいしいレモン
こちらはローソンで見掛けた「針谷おいしいレモン」と呼ばれる商品。
上の写真 ： 針谷おいしいレモン （針谷乳業の製造するレモン牛乳）
この商品も「レモン牛乳」から派生した商品のようで、味は「関東・栃木レモン」と同様、レモン風味を連想させる薄めのミルク
セーキのような感じに仕上げられています。
レモン牛乳ヨーグルト （関東・栃木レモン ヨーグルト）
Ｕ字工事がテレビでレモン牛乳を紹介した事からブレイクし何かと話題のレモン牛乳ですが、レモン牛乳のヨーグルト
が発売されたようなので早速近くのセブンイレブンで購入してみました。
上の写真 ： 関東・栃木レモン ヨーグルト （通称レモン牛乳ヨーグルト）
パッケージは関東・栃木レモンそのまんまって感じですね。
上の写真 ： 蓋を開けて
中のヨーグルトもレモン牛乳の色を連想させる色です。
マイナーな飲料だったレモン牛乳がヨーグルトになって発売される日が来るとは・・・＾＾
容器のデザイン、ヨーグルトの色合いからも、小さい頃から慣れ親しんでいたレモン牛乳の味を連想して一口食べたの
ですが・・・
・・・えっ！？？？
その味わいは、私の慣れ親しんできたレモン牛乳の味とはまったく異なる物・・・>_<
一言で言うと・・・甘みが少なく酸味が強めのヨーグルト・・・かな。
宇都宮で長年親しまれてきたレモン牛乳はレモンの名が付きながらも酸味は一切無くレモン風味の甘いミルクといった味
だったのですが、このヨーグルトは酸味を強く出した上にレモン牛乳にあった甘みを取り払ってしまったようで、レモン
牛乳のデザインを持ちながら、結果的に味わいは飲料としてのレモン牛乳とはまったくの別物といっていいものでした。
元々レモンと牛乳は相性が悪く混ぜると分離してしまうので、牛乳にレモンを組み合わせた商品は見かけません。
長年宇都宮近辺で親しまれてきたレモン牛乳は相性の問題を回避する為に、あえてレモン果汁を使わず、甘みと香料
でレモンを連想させる甘いミルクのように仕上げたのだろうと思われます。
この商品はレモン牛乳に乳酸菌を入れ発酵させ作っているとの事ですが、甘みも消え、酸味が出てしまった時点でレモン
牛乳とは言えない気がします・・・>_<
飲料としてのレモン牛乳の味わいに近づける事を考えたら、レモン牛乳に乳酸菌を入れ発酵させるのではなくヨーグルトに
甘みや香料を加えレモン牛乳の味わいに近づけた方が良かったかもしれませんね。
甘みを主体とした飲料としてのレモン牛乳に対し、酸味を押し出したレモン牛乳ヨーグルト・・・
同じパッケージを使いながらも味わいの大きく異なる飲料とヨーグルトですが「関東・栃木レモン」、「針谷・おいしいレモン」、
「関東・レモンヨーグルト」を買い集め一度に食してみるのも面白いかも？
宇都宮近辺に訪れた際には話しの種に飲んで（食べて）みてはいかがでしょう？ｗ
たまたま見かけたレモン牛乳クッキー、レモン牛乳ケーキ、レモン牛乳キャンディ
先日暇を持て余した甥っ子を連れ、わくわくグランディ科学ランド（旧名：栃木県こども総合科学館）に出掛けたのですが、
一階の売店に見慣れたロゴが・・・よく見てみると、レモン牛乳クッキーとレモン牛乳ケーキ、更にレモン牛乳キャンディまでｗ
Ｕ字工事がテレビで紹介した事によってブレイクし知名度が上がったレモン牛乳ですが、レモン牛乳ヨーグルトに続きレモン
牛乳クッキー、レモン牛乳ケーキ、レモン牛乳キャンディまでもが製品化されたようです＾＾；
以前は宇都宮市周辺のごく限られた地域でしか知られていなかったレモン牛乳ですが、テレビでの紹介をきっかけにこんな
にもラインナップが増えるとは・・・何か流行るか判りませんねぇ。
上の写真 ： たまたま売店で見かけたレモン牛乳クッキー、レモン牛乳ケーキ、レモン牛乳キャンディ
価格はレモン牛乳クッキーが５２５円。
帰りがけにレモン牛乳のパッケージを見掛け急いで一枚だけ写真に収めてきたのですが、うかつにもレモン牛乳ケーキと
レモン牛乳キャンディの価格を確認し忘れました・・・＾＾；
家に帰ってから調べたら、レモン牛乳ケーキが６３０円、レモン牛乳キャンディが４２０円との事。
関東・栃木レモンを使ったシュークリーム
またしても近場のコンビニで見かけたレモン牛乳関連商品ｗ
今回は「関東・栃木レモンを使ったシュークリーム」です。
パッケージは飲料として売られている「関東・栃木レモン」のパッケージと同じく黄色と緑を基調としたものになっているのですが
この商品、大胆な事に商品パッケージに飲料として売られている関東・栃木レモンの紙パックの写真まで入っていました＾＾；
上の写真 ： 関東・栃木レモンを使ったシュークリーム １２６円
たまに立ち寄る宇都宮市内にある近所のコンビニ（セブンイレブン）で購入。
上の写真 ： 商品パッケージの裏側
製造者が虎昭産業という会社になっており、飲料の製造元とは違うようです。
考えてみれば、一般的に飲料の製造メーカーがシュークリームの生産ラインまで持ってないでしょうから、餅は餅屋で・・・と、
いったところでしょうか＾＾；
上の写真 ： 早速開けて
シュークリームの外観は一般的にコンビニで販売されているシュークリームと同じ感じ。
中のクリームの色はレモン牛乳を意識した色に仕上げてあるようですが、デジカメで撮った写真で見ると一般的に販売されて
いるカスタードシュークリームの中に入っているカスタードの色と殆ど変わりがありません。
しいて言えば黄色みが少し薄めかな。
では、早速・・・・・・・
この感じ・・・レモン牛乳ヨーグルトの時に味わった感覚と似てる・・・
甘くない・・・>_<
中のクリームがカスタードだと連想し口に入れたのですが、食感はクリームとは異なり細かく砕いたゼリーの集合体を食べて
いるような感じでした。
しかもいやに水っぽいし、食べ終わって少ししたら口の中にほのかな酸味まで・・・原材料名にゼラチンとの表記があるのですが
この食感はゼラチンなのかな？
商品パッケージには「関東・栃木レモンを製品中に４０％（４０ｇ）配合してます」との表記がありましたがこの商品も懐かしの味
レモン牛乳とは少し違った味わいに仕上がっているようです>_<
元々飲料として宇都宮市周辺で飲まれていたレモン牛乳はほんわりした甘みを持つ飲料でしたが、レモン牛乳の味わいを
シュークリームに持たせるには、甘みをもっと強く持たせないとシュークリームとして成り立たないような気がします。
近くに立ち寄られた際には話しの種に一度食してみてはいかがでしょう？ｗ
レモン牛乳から派生した商品の中では一番美味しかったレモン牛乳まんじゅう
先日知人から思いがけずに「レモン牛乳まんじゅう」という商品を頂きました＾＾
宇都宮市内にあるお菓子屋さん「すずらん本舗」で売られている商品との事ですが、馴染みのあるレモン牛乳そっくりな外装
に思わずニヤリ・・・ｗ
頂き物の為価格までは判りません＾＾；
上の写真 ： 遠めに見るとレモン牛乳にしか見えないレモン牛乳まんじゅうの外装
商品を一見するとレモン牛乳の大きめのサイズに見えるのですが、良く見てみると紙パックの上部には取っ手が付いており、
レモン牛乳の外観を模倣した入れ物になっているようです。
レモンの挿絵といい黄色や緑の色合いといい、遠めに見ると飲みなれたレモン牛乳のパックにしか見えませんｗ
上の写真 ： レモン牛乳まんじゅうのパッケージ拡大
流石にストローの挿し込み口まではありませんでしたが、飲料としてのレモン牛乳にあった種類別の表記まで似せてあり、
しかも種類別はまんじゅうになっていましたｗ
パッケージに拘りを感じますね。
上の写真 ： レモン牛乳まんじゅう
早速開けてみると・・・中にはまたしてもレモン牛乳のロゴを使った個包装の饅頭が５個。
飲料としてのレモン牛乳はほんのり甘い飲み物だったので、そのまま饅頭に置き換えてしまうと甘みが殆ど感じられない
饅頭になっているのでは・・・なんて事を考えながらパクッとひとくち。
意外にも自分が想像していた以上に美味しい＾＾
これは当たりかな。
味はというと、レモン牛乳を連想する風味が微かに感じられつつ、一般的に口にする饅頭の味わいの範疇に収まるもので
した。
これだったら友人宅に遊びに行く際に手土産にしてもいいかなｗ
Ｕ字工事の営業活動（？）によってレモン牛乳の知名度が上がってくれたので、県外の友人には得に喜ばれそうです＾＾
店舗名 ： すずらん本舗
所在地 ： 栃木県宇都宮市住吉町１５−１７
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