子供の知的好奇心をくすぐる、わくわくグランディ科学ランド(旧名:栃木県こども総合科学館)
わくわくグランディ科学ランドは、宇宙・地球・生命・情報・エネルギーの科学・乗り物・ロボットの科学など、科学系の
展示スペースやプラネタリウムなどがあり小学生くらいのちびっこ達に人気の施設です。
この施設はオープンした当初、栃木県こども総合科学館と呼ばれていましたが、命名権を住宅会社に売却し現在は、
わくわくグランディ科学ランドと呼ばれているようです。
命名権のやり取りなんて大都市だけの話だと思っていましたが、身近な宇都宮でも行われていた事に驚きです。
上の写真 : グランディ科学ランド全体案内図
展示スペースやプラネタリウムのある本館の他にも催し広場、冒険広場、風の広場、乗り物広場など屋外の施設が
充実しており天気のいい日にはお弁当を持参し行楽シートを広げてランチを楽しんでいる家族連れを多く見掛けます^^
屋外にある遊具は大半が無料で楽しめるので、近場かつ安価で子供を遊ばせる事が出来る施設として私の家でも
重宝している施設の一つですね。
有償の物と言ってもレンタルの自転車やミニ機関車の乗車などで、大人210円/小人100円とかなり安めですw
私の家でもたまに訪れる「わくわくグランディ科学ランド」ですが敷地が広く未だ全てのエリアを踏破していませんが、
訪れる度に写真を撮りためてその都度話しを掲載してみようと考えています。
わくわくグランディ科学ランド本館
本館にある展示スペース有料になりますが子供が実際に楽しみながら学べるような仕掛けが盛沢山で、大人も一緒に
楽しめる展示が数多くあります。
大人の視点で1から順に展示物を全て見てまわろうとすると一日掛かりになるかもしれません。
館内の展示場はなかり広く構造が少々複雑な造りになっており迷い易い場所なので、展示場を利用する際には予め
迷子になった際の待ち合わせ場所を決めておいた方がいいかもしれません。
以前甥っ子を連れて来た際、展示場内で見失い探し回った事がありますが、ここでの迷子探しはかなり汗だくになり
ます・・・^^;;
上の写真 : わくわくグランディ科学ランド本館の外観
1から順番に時間を掛けて一つ一つ見たいところですが、そうも言ってられないので体験コーナーを中心に見て回りましたが、
錯覚で平行感覚を失う「ななめの部屋」には私も頭がくらくら・・・>_<
「ななめの部屋」は、部屋内部の作りが意図的に角度をつけてあるのですが、小学生くらいの子供達に人気があるコーナーの
ようで子供達で賑わっていましたw
文章を読むよりも遊びながら学習体験が出来るコーナーに人気があるようですね。
上の写真 : 展示場にあった「音の響かない部屋」
音に関する展示や体験コーナーもあるのですが、不思議だったのは「音の響かない部屋」。
床を歩く足音や話し声などの音が反響しないように造られている為、この部屋に入ると耳から入る音がこもって聞こえ
不思議な感じがします。
家の寝室が「音の響かない部屋」のような作りだったら、かなり熟睡出来るだろうなぁ・・・w
窓が無いのは困るけどw
上の写真 : 展示場にあった「自動車のしくみ」
車のカタログに載っていそうな展示物を見つけました。
車体がカットされ車の内部構造が視覚的に判りやすく工夫された展示物なのですが、乗り物や機械に興味のある
男の子は特に喜びそう。
※展示場入場料金 : (大人520円/小人210円) ・・・ (2009年7月現在)
◇ プラネタリウム
わくわくグランディ科学ランドの施設の目玉はやはりプラネタリウムでしょう。
宇都宮近辺でプラネタリウムというと昔は宇都宮中心にある八幡山公園内にあったのですが、随分と前に取り壊されて
しまいました。
現在、宇都宮周辺で一番近いプラネタリウムはわくわくグランディ科学ランドにあるプラネタリウムになっています。
本館に併設され一際目を引く球形の建物がプラネタリウム施設になっており、外が曇り空でも綺麗な星空を眺める事が
出来ます。
私の小さい頃は今よりも夜間の照明が少なかったせいか、宇都宮市内でも夜が暗くなり夏の夜には薄っすらと天の川が
見えたという記憶があるのですが、年々夜空の星も見え難くなってしまいました。
雲の出ていない深夜に日光の戦場ヶ原にでも行けば天の川は見えるかな・・・?
※プラネタリウム入場料金 : (大人210円/小人100円) ・・・ (2009年7月現在)
また宇都宮からだと少し距離がありますが真岡市にある真岡市科学教育センターにもプラネタリウムがあるみたいですね。
関連 : 真岡市科学教育センター (外部リンク)
催し広場に展示されているH2ロケット
催し広場に展示され一際目を引くわくわくグランディ科学ランドのシンボル、H2ロケット^^
栃木街道からだけではなく少し離れた宇都宮環状道路沿いからも見る事が出来ます。
上の写真 : 催し広場に展示されていたH2ロケット
真っ青な青空を背景に白いロケットは絵になりますね。
天候も良さそうなのでこのまま打ち上げられそうな感じ。
実物大の模型との事なので実際には打ち上げられませんけどw
近寄ってみるとその大きさに驚きます。
上の写真 : 催し広場と遠くに見える風力発電システム
こちらの写真はまた別の日に収めた写真です。
後から気がついたんですが、左の写真に謎の物体が・・・
なんかステルス爆撃機の機影のようにも見えますが、実際は鳥が写りこんだんでしょうw
芝生が広がっていて天気がいい時には子供を遊ばせるにはいいとこです。
あちこち写真に収めていたら、上空からヘリコプターの音が聞こえてきました。
宇都宮には自衛隊の駐屯地があるので、自衛隊のリコプターをよく見掛けます。
上の写真 : 上空を飛ぶ自衛隊のヘリコプター
最近では近くにある獨協医科大学病院にドクターヘリの運用が始まったようなので、ここの辺りでも見掛ける機会が
あるかな?
この日は県南方面に用事があり、3時間程後にまた同じ道を使い帰ってきたんですが、戻ってきた頃には
天気が一変してましたw
上の写真で風力発電のプロペラの後方に写っている雲が南下してきたんでしょうか。
幸い雨がばらついただけで終わりましたが、早くも夏の雷を予感させる天気の急変ぶりです。
上の写真 : 3時間後には天候が急変していたグランディこども科学ランド上空
たった3時間しか経過していないのに青空が一転して今にも雨の降り出しそうな曇り空に。
雷都宇都宮らしいと言えばそれまでですが・・・^^;
また別の機会に恵まれ、わくわくグランディ科学博物館に立ち寄ってみました。
買物の為に壬生方面に出向いたのですが、手短に買物も済み時間が出来たのでついでに子供を遊ばせようと
来たのですが、空は秋の気配を感じるとはいえまだ8月・・・暑い・・・
木々の緑も色濃く見えますね・・・^^;
上の写真 : 残暑厳しい8月末の催し広場
親子連れが多く、小さい子供達が蝉の鳴き声の聞こえる中、H2ロケット前の芝生を駆け回っています。
子供は元気だなぁ・・・と思うこの頃・・・^^;
風力発電システムが目印の冒険広場
冒険広場と呼ばれるエリアに来てみました。
風力発電システムの設置された小高い丘の周辺には子供達が喜びそうな遊具が設置されており、沢山の子供達が
遊んでいました。
上の写真 : 冒険広場にある小高い丘
小高い丘の斜面に組まれている遊具が「サーキュレーション」、頂上に組まれている櫓が「冒険とりで」、頂上付近から
下に伸びているパイプが「パイプスライダー」と呼ばれるすべり台です。
休日の子供はいつにも増して元気いっぱいですねw
上の写真 : 冒険広場にあった案内図
遊具の対応年齢を見ると小さくても三歳から・・・うちの子供はもう少し大きくなってからかな・・・^^
「冒険とりで」、「サーキュレーション」の二つの遊具はいずれも6歳から12歳という記載が案内図にありましたが、高さの
ある遊具なので、ちょっと危険かもしれません。
特に「サーキュレーション」と呼ばれる遊具は小高い丘の斜面に設置されたアスレチック風味の遊具なのですが、子供
同士ふざけながら遊んでいる姿を見て、落ちたりしないかとヒヤヒヤ^^;;;
◇ 小高い丘に建つ風力発電システム
冒険広場にある小高い丘に登り風力発電システムの鉄塔を見上げてみましたが、結構大きいものです。
上の写真 : 風力発電システムの真下から見上げたところ
途中、完全に風が止んだので流石に羽の回転は止まりましたが、僅かに吹く風を捉え、ゆっくりと回転する風車の
出来に大人ながらにびっくり。
でも、鉄塔の太さの割りにプロペラが小さめのような気が・・・これで本当に電力が発生出来るのかな?
上の写真 : 冒険広場にある小高い丘からの眺め
折角なので小高い丘の上から写真を撮ってみました。
大きな丸い物体は本館にあるプラネタリウムで手前のテントは休憩テントです。
遠くにH2ロケットが見えますね。
上の写真 : 風力発電システムと冒険とりで
小高い丘の上のは「冒険とりで」と呼ばれる櫓がありましたが、子供が小さくちょろちょろして危険っぽいので今回は
パス^^;
◇ 小高い丘にあったザイルトラバース
ザイルトラバースと呼ばれる遊具は小高い丘から下に掛けて設置されている遊具で結構高低差があります。
ちなみに写真は冬季に訪れた際に撮ったもの。
上の写真 : ザイルトラバースと呼ばれる遊具
不安定なロープを用いてバランスを取りながら移動するアスレチック系の遊具ですが対応年齢が6歳から12歳だし、
まだうちの子供には早いなぁ^^;
◇ ターザンロープや人口の小川
冒険広場にある小高い丘の裏手に降りてみました。
上の写真 : ターザンロープ
丘の裏手で地味に面白そうなターザンロープを発見。
大人が遊んでいる姿は痛々しいので、もちろん乗りませんでしたがw
上の写真 : 冒険広場にあった人口の小川
訪れた時期が冬季という事もあり小川に水は無く干上がっていました。
水を流していないのは冬場の冷え込みで氷が張ってしまうと子供に危険だからかな?
子供を遊ばせる小川にしては段差が大きめの小川ですね。
本館と休憩テントのそばにある噴水でも夏場は水遊び出来るようですが噴水周辺の構造が比較的入り組んだ作りを
していて角や段差も多いので小学生以上の大きい子供向けかもしれません。
保護者同伴であれば問題はありませんが、足元の覚束ない歩き始めくらいの子供にとっては少しだけ危険な感じが
しました。
歩き始めたくらいの小さい子供に水遊びさせるといった事を考えている場合は八幡山公園やみずほの自然の森公園の
方がいいかもしれませんね。
とは言え、わくわくグランディ科学ランドの屋外施設には安心して休める大型の休憩テントや、子供を遊ばせる間休む
事の出来るベンチも各所にあるので、保護者にとってありがたい環境が揃っているので助かります。
館内施設は一部有料ですが屋外は無料で楽しめる上、駐車場も広く確保されてますので宇都宮市近郊に住み小さい
お子さん連れの方のお出掛け場所としてはいいところです。
家計にも優しいし・・・w
ミニSLや変わった自転車に乗る事が出来る、乗り物広場
冒険広場の北側に位置する乗り物広場では自転車のレンタルやミニSLに乗る事が出来ます(有償)
わくわくグランディ科学ランドには何度か訪れているものの、ここまで足を伸ばした事が無かったのですが、遊びに連れて
来た甥っ子に手を引かれ初めて訪れた乗り物広場です。
上の写真 : 乗り物広場の入り口にあった看板と案内図
冒険広場から乗り物広場へと続く道は一見するとその先に施設が無さそうに見えるのでついつい見落としがちですが、
道なりに少し歩くと乗り物広場を示す看板が見えてきますw
上の写真 : 乗り物広場周辺と左奥に見えるミニSL乗り場
試しに子供を抱きかかえながらミニSLに乗ってみたのですが、今まで乗った事のあるミニSLの中で一番楽しかった
かもしれません^^
乗り物広場にあるミニSLは線路が長く一周するのに6分程掛かり思った以上に大掛かりの設備になっていました。
レンタル自転車を乗って走る事の出来る道からは植え込みに隔てられミニSLの線路が見え難いのですが途中で引込み
線やターンテーブルなども用意されていて意外と本格的w
乗り物広場のエリアだけでなく、冒険広場や催し広場の方まで線路を延長して走らせて欲しいなぁ。
ミニSLに乗って付近を一周し終わったので・・・次は・・・レンタル自転車に乗る事に。
レンタル自転車を借りようと奥へと進むと・・・電気機関車が置かれていました。
ミニSLではなく本物の電気機関車のようですw
上の写真 : 乗り物広場に展示されていたED5060形電気機関車
機関車の側面には東芝のマークと共に東武鉄道の文字が。
この機関車は東武鉄道で使われていたようです。
東武鉄道って旅客用の車両しか運用していないと思っていましたが、昔は電気機関車も所有していたようですね。
上の写真 : ED5060に繋がれた貨車
機関車の後ろに連結されていた貨車の内部はレンタル用の自転車置き場になっていました。
蒸気機関車や電気機関車が一両だけ展示してある場所は宇都宮市周辺にもいくつかありますが、レールを敷き
機関車や貨車が連結された姿で残っているとは・・・妙に感動^^
ちなみに宇都宮周辺では西川田にあるとちのきファミリーランドにはC58蒸気機関車、元今泉にある宇都宮駅東公園
にはEF57電気機関車が保存されています。
一昔前余っていた貨車が一般に売り出された時期があり、物置などに活用されている例を見掛けた事が何度かあるの
ですが、そういった場合は台車が取り除かれてコンテナ部分のみが置かれている事が多いようです。
上の写真 : ED5060形電気機関車内部の様子
ED5060形電気機関車の中に入れるようなので、ついでに中を見学してみました。 側面に通路があって先頭側と後部側が移動出来るようになっているんですね〜
内部の設備は痛んだ様子でしたが電気機関車の雰囲気を充分に味わう事が出来ました^^
電気機関車の見学も終え、次はレンタル自転車を借りてみる事に。
1時間借りられて大人210円、小人100円とは安いなぁw
乗り物広場には自転車専用のコースが設けられていて自由に走行する事が出来ます。
普通の自転車とは違った不思議な自転車が数多く貸し出されていて、ここは小学生くらいの子供に人気があるようです。
上の写真 : 乗り物広場にあるレンタル自転車用コースと変わった自転車
自動車のように低い姿勢で走る事が出来る自転車や、ペダルをこぐのではなく体重を上手く使って前に進む自転車など
普段見かけない自転車が沢山走っていました。
親の視点で考えると、体力のあり余っている子供を疲れさせるにはいい場所かもしれませんねw
※ミニ蒸気機関車の乗車料金 : (大人210円/小人100円) ・・・ (一周620m)
※変わり種自転車のレンタル料金 : (大人210円/小人100円) ・・・(1時間)
(2010年3月現在)
わくわくグランディ科学ランドの敷地外周に植えられていた桜
仕事の途中でわくわくグランディ科学ランドの近くを通ったら桜が目に付いたので、写真に収めてみました。
宇都宮市近郊でお花見と言うと八幡山公園や新川沿いが定番なんですが、わくわくグランディ科学ランドの桜の木は
若く桜に勢いがあっていいですね。
今回訪れた時は空が薄く曇っていたのがちょっと残念でしたが桜の咲く季節ははっきりしない空模様も多いから仕方
ないかな^^;
名称 : わくわくグランディ科学ランド (旧施設名 : 栃木県こども総合科学館)
所在地 : 栃木県宇都宮市西川田町567
公式HP : わくわくグランディ科学ランド
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