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夏は雷が多発し冬は冷え込みが厳しい宇都宮の気候

  ここでは宇都宮の気候についての話を掲載しています。
  宇都宮の気候を一言で説明するとすれば、夏暑く冬の冷え込みが厳しい地域です。
  夏場には雷が多発する事で雷都とも呼ばれ、宇都宮の気候と聞くと雷を連想される方が多いかと思いますが、冬場の
  冷え込みも厳しい場所で、転勤や進学等で宇都宮に引っ越した方、仕事や観光等で冬場に宇都宮を訪れた方などは
  寒さに驚かれるようです。
  ここでは宇都宮の気候について掲載してみたいと思います。

  春は比較的安定した穏やかな日が多い地域ですが、春のお彼岸時期は前線が通過し雨の日と晴れの日が周期的に
  入れ替わり天気がはっきりしない事が多いですね。
  お花見を予定しても肌寒く天候が悪い中でのお花見になってしまう事や、お花見に行く直前に雨が降り桜が散ってしまう
  事が経験上多い気がします。
  尤も、こういった春先の天候は宇都宮に限定した話しではなく、関東の平野部全般に言える事かもしれません^^;

  その年の気象状況にもよりますが梅雨入り前の時期に夏日が続く事があり、その際には真夏と同様に連日雷に見舞まわ
  れる事もあります。


  わくわくグランディ科学ランドの桜 1   わくわくグランディ科学ランドの桜 2

  上の写真 : わくわくグランディ科学ランドで撮影した春の風景

  宇都宮市周辺で桜の名所というと八幡山公園や新川沿いの桜が有名ですが、八幡山公園の桜は樹齢の高い桜が多く、
  咲き方が少し弱々しいといった話も聞き、少々通好みかもしれませんw
  また、現在は桜を見る事は出来ませんが宇都宮市と栃木市と結ぶ栃木街道沿いが軍道と呼ばれていた時代、栃木街道の
  両側に桜並木があり当時は桜の名所だったそうです。

  宇都宮の気候で一番特徴的なのは、なんといっても夏場に多発する雷です。
  地元に長年住む住人として夏の風物詩ともいえる雷ですが、雷があまり発生しない地域に住む人からすると、ちょっと
  怖い存在なのかもしれません。


  宇都宮市内で撮影した夕日に照らされる入道雲1  宇都宮市内で撮影した夕日に照らされる入道雲2  宇都宮市内で撮影した夕日に照らされる入道雲3

  上の写真 : 宇都宮市内で撮影した夕暮れ時の入道雲

  宇都宮の雷の話、雷対策、集中豪雨から車の冠水被害を避ける話など、夏場の話については別ページに掲載してあり
  ますので下記の各リンクを参照して下さい。

  関連 : 夏場に多発する雷の話について・・・雷都 (内部リンク)
  関連 : 雷から家電製品を守る雷対策について・・・雷都宇都宮での落雷による家電製品の故障と節約 (内部リンク)
  関連 : 車の冠水被害等について・・・雷に伴う集中豪雨から車の冠水被害を避け、余計な修理代を抑え節約する
                                                                    (内部リンク)

  また秋口に台風が発生し近くを通過する事があっても、関東地域に差し掛かる頃には勢力が弱まった上に台風の速度も
  速くなるので台風による比較的被害は少なめといった印象です。
  台風で一番やっかいなのは、南方で発生した台風から日本列島に停滞した前線に湿った空気が流れ込むといった状況
  ですが、 このような気象状況の場合は宇都宮周辺でも長雨に見舞まわれ大きな被害が出る事もあります。
  こういったケースはどちらかというと例年見られる一般的な台風から外れたイレギュラーな話かもしれません・・・^^;

  宇都宮市内にある明保野公園で撮影した秋の風景

  上の写真 : 明保野公園で撮影した秋の風景

  宇都宮市周辺の公園や各施設には緑が多く植えられているので、紅葉の時期はあちこちで赤や黄色に色付いた木々を
  見掛けます。
  写真は宇都宮市立図書館や宇都宮市文化会館に併設されている明保野公園ですが、図書館に本を借りに行くついでに
  立ち寄った際のもの。
  足元にはどんぐりが沢山転がっていました^^


  道路沿いに植えられたイチョウの木

  上の写真 : 道路沿いに植えられたイチョウの木

  宇都宮市内には大イチョウと呼ばれる大木がある事からか、イチョウが宇都宮市のシンボル樹として制定されており市内
  にはイチョウの木が植えられている箇所がいくつかあります。

  紅葉時期に黄色く色付いたイチョウは綺麗なものですが、イチョウの葉は捨てようとしてもがさばり、腐葉土には向かない
  と言われており、実が落ちれば臭いが問題にもなり、道路に落ち葉が溜まると雨の日などには車のタイヤが滑りって事故
  にも繋がり兼ねないといった何かと手間が掛かる樹木なので並木として植えられている地域は案外少ないのかもしれま
  せんね。

  宇都宮周辺では冬場の冷え込みが厳しく最低気温がマイナス5〜6度になる日が数日続く事もしばしばあります。
  冬場は雨や雪が降る事は少なく晴れ渡った日が連日のように続きますが、反面、雲が出ない事により放射冷却現象が
  起こり深夜から明け方にかけての冷え込みが一段と厳しく、日中は男体おろしと呼ばれる乾燥した冷たい風が北西部の
  山から吹きつける事もあって、実際の気温よりも体感気温は更に低く感じられます・・・>_<
  晴れた空のもと乾燥した冷たい風が吹き抜ける・・・といった天気が宇都宮の冬場の典型的な気候と言えるでしょう。


  典型的な宇都宮の冬場の天候 雪化粧の那須連山が遠くに見える

  上の写真 : 典型的な宇都宮の冬場の天候(遠くに見えるのは雪化粧の那須連山)

  冷え込みが厳しいのも嫌ですが、空気が乾燥している事によりセーターやフリースを着用していると車の乗り降りの際や
  金属に触れた際など、静電気がバリッと来るのが個人的には一番苦手・・・^^;


  雪に覆われた宇都宮城址公園にある御本丸広場  宇都宮城址公園の富士見櫓から続く丘付近も雪化粧

  上の写真 : 雪に覆われた宇都宮城址公園の御本丸広場(積雪2センチ)

  雪が降っても風花程度にちらつくだけの場合も多く、積雪があった場合でも2〜3センチ前後、大雪になっても20センチ
  を超えない程度(たまに大雪になります)ですので、日本海側や東北地方の雪国並に積もるという事はありません。

  一般的に日本列島の真冬に見られる西高東低の冬型の気圧配置で上空にシベリア方面から強い寒気が張り出して
  きてもまとまった雪が降るのは県北どまりで、強い寒気の影響で日本海側だけに止まらず鹿児島まで雪が降るような
  天気であっても、宇都宮近辺は晴れている事が多く雪が降っても山沿いから流れてきた小さな雪雲によって雪がちら
  つく程度です。

  宇都宮周辺に雪が積もる場合は、強い寒気が張り出している上に太平洋側から雨雲が北上するという条件にほぼ限ら
  れています。
  低気圧に伴う雨雲が日本の太平洋沿岸に沿うように北上したとしても、上空の寒気が弱く雨になる場合や雨雲が宇都宮
  のある北関東地域まで到達せずに反れる事も多く、関東全域に雪の予報が出ていても北関東地域に位置する宇都宮
  では雪が降らず、意外にも東京や横浜など南関東地域で雪が積もる事が結構あります。
  宇都宮周辺は冬場冷え込みが厳しい地域の割には雪が積もる事が割合少ない地域かもしれません。

  但し積雪が起こると冷え込みの厳しい地域だけあって大変な事になります。
  特に気温が低い1〜2月に積もった雪は積雪量が少なくても日陰に数日間雪が残る事も多く困りものです。
  たまに10センチ〜20センチといった纏まった積雪になると、半月近く雪が残る事も・・・^^;
  大雪となった翌朝には深夜から早朝にかけての冷え込みで路面に降り積もった雪が凍りつき、深夜や早朝など道路に
  車が通るとタイヤが凍った雪を踏みしめるバリバリバリ・・・といった音が鳴り響きます。
  交通量の多い幹線道路であれば車の通行によって雪も解けてくれますが、交通量の少ない生活道路などは雪がなか
  なか解けずに困りますね・・・>_<
  三寒四温を感じられるようになる春先の積雪であれば数日中に雪は解けてくれますが、寒さが和らいだかな・・・と
  感じられた3月に入ってから纏まった雪に見舞われる事が意外にあったりするので注意が必要です^^;


  冷え込みの厳しい冬場における運転の話などは別ベージに掲載してありますので詳しくは下記リンクを参照して下さい。

  関連 : 路面凍結等による車の事故やトラブルを避け、余計な修理代を抑え節約する (内部リンク)


  宇都宮市内に長年住み続けているお年寄りや両親の昔話を聞くと、昔は今よりも雪が降る回数が多く、積もる事も
  多かったと口を揃えて言います。
  昔話を聞く限り宇都宮周辺では年々雪が降らなくなっているようですね・・・
  これも温暖化の影響なのかな?

  宇都宮は冬場寒い所だと耳にする事がよくありますが、寒さを感じる理由の一つに住宅環境があります。

  これは住宅メーカーに勤める知人から以前聞いた話しなのですが・・・
  栃木県の北側に隣接する福島県以北になると冬場に備え住宅には防寒対策が施されている事が多いのに対し宇都宮
  近郊の住宅は冬場の冷え込みが比較的厳しいのにもかかわらず防寒対策の取られていない住宅が多く基本的に東京
  近郊に建つ一般的な住居と同じ造りをしている事が多いそうです。

  防寒対策の取られた住宅であれば二重サッシ、断熱材の増量、床暖房などの導入などから冷え込みの厳しい冬場でも
  宅内で快適に過ごせるのですが、関東平野に位置し冬場には雪が降る事の少ない宇都宮では充分な防寒対策が取ら
  れずに住宅が建てられている事も多く、宇都宮では寒さを強く感じる要因の一つになっているようです。
  冬場の寒さではなく、雪が積もる地域なのか積もらない地域なのかといった基準で住宅の防寒対策を考えている人が
  多かったのかもしれませんね・・・^^;
  現在は宇都宮近郊で新築の家を建てる際には、防寒を意識して建てられる方が以前より多くなったとの事なので多少は
  冬場の住宅環境は改善されているかもしれません。

  宇都宮市近郊で寒さが厳しいと言っても、一番冷え込む1〜2月で最低気温がマイナス3〜4度といった日が続く程度で、
  かなり寒いなぁと感じる日でも最低気温がマイナス5〜6度くらい。
  一番冷え込みを感じるのは深夜から明け方にかけてですが、流石に気温がマイナス6度前後になると寝ていてもうすら
  寒さを感じ、夜中に寒さで目覚める事もあります。
  県北の大田原、那須、日光での最低気温がマイナス10度になる日があるという事を考えれば、まだ暖かい方なのかも
  しれませんが・・・^^;

  思い返せば昔私の育った家はサッシやドアの建て付けが悪く隙間風が入るような古い家でした。
  寒さの厳しい冬場は夜寝る前に、台所の流しにある水道の蛇口を少しだけ緩めて水滴をたらし、翌朝の冷え込みによる
  水道の凍結を防いだものです。
  冬の冷え込みの厳しい朝、目覚めるとまず自分の視界に飛び込んでくるのはカーテーンの隙間から入る朝日に照らされた
  自分の白い息だった事を思い出しました。
  現在は引っ越したので目覚めた際に布団に横たわる自分の息が白く見える事は無くなりましたが、室内でありながら息が
  白くなるというのは少し寒すぎたかもしれません。


  ※二重サッシ・・・空気の層を挟み込む形でガラスが屋外側、屋内側に一枚づつ使用された防寒に優れたサッシ。






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