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宇都宮の全般的な話し

   このページでは宇都宮の全般的な話しについて掲載しています。
   公園・施設・イベントなど、まとまった地域の話題については個別ページを設けてありますので『地域』ページから
   ご覧下さい。

   ここ最近の宇都宮は、郊外型の店舗に人が多く集まるようになりました。
   宇都宮環状道路の整備がきっかけとなり郊外型の大型店舗が充実し、買い物客は車が停めずらい市街地を敬遠し、
   車を利用して郊外型の店舗でまとめ買いするといったライフスタイルに変わってきています。
   車を主な交通手段として使う私にとって、充実した郊外型の大型店舗は車が停めやすく、まとめ買いも出来るので、
   中心市街地に買いに行くよりも気軽に出掛け便利に活用させてもらっていますが、反面、中心市街地の当時の
   賑わいを知る一人としては少し寂しく思います。
   第二次ベビーブーム世代が学生だった頃のオリオン通り周辺の賑わいは過去のものとなってしまいました。
   宇都宮市中心部にある小学校などでは少子化とドーナツ化現象の影響を受け、現在は1学年に1クラスしかない学年
   があり、1学年4クラス程だった時代に比べ生徒数が激減していますが、逆に宇都宮市郊外にある小学校では生徒数
   の多いところもあるようです。

   元々人口が増加傾向にあった宇都宮市ですが、2007年(平成19)に行われた平成の大合併により河内郡河内町と
   上河内町を編入合併し人口が50万人に^^
   中心市街地の過疎化が問題になっている宇都宮ですが、逆に考えると宇都宮環状道路の整備がなされずに郊外が
   未発展のまま人口が増え続け、周辺住民が中心市街地に一極集中していたら・・・と考えると、それはそれで嫌だった
   かもしれません。

   現在、宇都宮中心市街地に大勢の人が集まる事があるとすれば、大晦日からお正月にかけての二荒山神社の初詣や
   年明けに行われる初市、夏場に行われる天王祭とふるさと宮まつりの日くらいかな・・・
   宇都宮城址公園で行われる宇都宮城址まつりなど、各種イベントが行われる日にはそれなりに人出がありますが二荒
   山神社の初詣や天王祭、ふるさと宮まつり程の人出はありません^^;

   また昔の宇都宮との細かな違いではありますが地域のイベントが増えたという印象を受けます。
   御本丸公園が宇都宮城址公園として整備されたという理由もありますが、宇都宮城址まつりもったいないフェア宇都宮
   宇都宮食育フェア宇都宮城桜まつりなどのイベントが宇都宮城址公園を利用して行われるようになりました。
   オリオン通りに作られたオリオンスクエアにおいても小さめのイベントが開かれるようになり、イベントを通じ宇都宮市と
   住人との距離が近くなったような気がしますね。

   最近では宇都宮中心市街地の過疎化や交通渋滞の緩和など諸問題の打開策としてLRT(Light Rail Transit)と呼ばれる
   次世代型新交通システム導入の話しが持ち上がっていますが、不況の影響や民主党への政権交代などで先行きは
   不透明な状況になっているようです。

   LRTについては別ページで話を取り上げていますので興味のある方は下記のリンクからどうぞ。

   関連 : 宇都宮市で導入が検討されているLRTの話し (内部リンク)
   関連 : LRT導入後の宇都宮市を想像してみる (内部リンク)

   2009年頃から栃木県出身のお笑い芸人「U字工事」の2人をテレビで見かける機会が増え、お笑いネタとして栃木県の
   話題を取り上げている姿をよく見掛けるようになり栃木県のPRに一役買っていますw

   U字工事の2人によって何度となくテレビで取り上げられたレモン牛乳は、本来地域限定ローカル飲料であった筈なのに
   一気に全国的に知名度があがり今ではレモン牛乳味の饅頭、ヨーグルト、シュークリームなどの各種商品が市場に出回る
   ようになっています。

   宇都宮環状道路は、宇都宮市中心部に増えていた交通量を分散誘導する為に、1971年より整備が開始され1996年
   に全線開通した全区間4車線化されている本格的な環状道路で、現在では主要交差点の立体交差化を進めています。
   宇都宮環状道路が開通した事により環状道路沿いに店舗の出店や宅地の開発が相次ぎ、以前は田畑であった地域が
   随分と様変わりしました。

   元々宇都宮市は車社会のカラーが色濃い地域という事もあってか中心市街地から各方面へと放射状に伸びる主要幹線
   道路の整備も進んでおり、道幅が広く車での移動が便利な地域だと常々感じていましたが、宇都宮環状道路の開通が
   郊外型店舗の出店に拍車を掛け、買い物は郊外へ車に乗って行くといったライフスタイル定着させました。

   発展の目覚しい宇都宮環状道路沿いの中でも特に開発が進んだ場所にインターパーク地域が挙げられますが、一昔前
   には何も目立った建物がなかった場所に、現在は大きな店舗が数多く立ち並んでいます。

   環状道路が開通する事により環状線沿いが発展し中心市街地が寂れるというのは環状道路整備の効果としては当然の
   結果ですが、ここ宇都宮でも例にもれず宇都宮環状道路の全線開通が、宇都宮市に環状道路沿いの発展と中心市街地
   の過疎化という大きな変化をもたらしました。
   都市が発展する経過の中で環状道路の整備は必須であり、環状道路開通後に問題となっている中心市街地の過疎化は
   必然であると言っていいでしょう。
   今の宇都宮市は宇都宮中心市街地の過疎化という問題を真正面から取り組み、乗り越えなくてはならない時期にさしか
   かっているように感じます。


   関連 : 宇都宮環状道路沿いで急速に発展したインターパーク地域 (内部リンク)
   関連 : 宇都宮環状道路沿いと宇都宮市近郊の大型店など (内部リンク)
   関連 : 宇都宮市街地周辺の道路や区画整理 (内部リンク)

   環状道路については国土交通省道路局のサイトの中で詳しく説明していますので一応リンクを張っておきます。

   関連 : 国土交通省道路局 環状道路 (外部リンク)

   宇都宮の気候を一言で説明するとすれば、夏は暑く冬の冷え込みが厳しい地域です。
   夏場には雷が多発する事で雷都とも呼ばれ、夏場の午後は急激に天候が崩れる日が多く、地響きを伴う雷鳴と共に
   降り始める土砂降りの雨。
   冬場は山沿いから吹き付ける乾燥した風によって、実際の気温よりも体感温度が低く感じられ、厳しい冷え込みに見舞
   われます。
   転勤や進学、仕事や観光等で初めて宇都宮を訪れた方は、夏場は多発する雷に驚き、冬場はあまりの寒さに震える
   ようです^^;

   当サイトでは宇都宮で多発する雷の話しや家電製品の雷対策、宇都宮の気候の話しなどを別ページにまとめてあります
   ので興味のある方は下記のリンクからどうぞ。

   関連 : 夏は雷が多発し冬は冷え込みが厳しい宇都宮の気候 (内部リンク)
   関連 : 雷都宇都宮での落雷による家電製品の故障と雷対策 (内部リンク)

   子供が生まれるまであまり気にしなかった点ではありますが、宇都宮市周辺には緑の多い大きな公園や施設が
   充実しており、子供を育てるといった事を考えた場合、宇都宮は評価が高い地域だという話しを聞きます。
   思い返してみると、大規模テーマパークのような娯楽施設は無いものの広い公園や緑の多い施設が充実しお金を
   かけずに遊べる場所や安上がりに過ごせる場所が他の地域よりも多い気がしますね。

   近場という事であれば宇都宮中心市街地にあり桜の名所でもある八幡山公園、県立博物館に併設され手入れの
   行き届いた庭が特徴の栃木県中央公園、敷地は狭いものの櫓やお堀など一部が復元されイベントに多用される
   ようになった宇都宮城址公園を始め、緑豊かなみずほの自然の森公園、施設内では楽しみながら科学を学べ屋外
   では遊具の充実しているわくわくグランディ科学ランドなどが代表的なところですね。
   車に乗り宇都宮市を出て少し走れば、県外からも遠足で訪れる人が多いとちぎわんぱく公園、赤川ダムを中心に
   キャンプやバーベキューも楽しめるアウトドア派向きの宇都宮市森林公園、運動場が充実しアスレチックも楽しめる
   鬼怒グリーンパーク、農業をテーマに充実した施設を誇る農業公園ろまんちっく村、一万人プールなどの大規模
   プールに隣接した広大な井頭公園などもあり、特に体力を持て余した元気な男の子にとってはうってつけの地域
   なのかもしれません。
   宇都宮市を離れ県北に行けば更に自然豊かな那須や日光もありますしね^^
   その代わり海はありませんが・・・^^;

   子供が大きくなり娯楽を求め始めると、近隣の公園や安価で過ごせる施設では物足りなくなるかもしれませんが、
   小学生くらいまでなら近隣の公園や施設で充分でしょう。
   家の中でゲームをしたりTVを観て過ごすよりも緑の多い場所で体を動かして遊んだ方が子供らしく健全だし情操
   教育にとっても理想的な地域なのかもしれません。

   昔知人が宇都宮という街について「宇都宮は田舎というテーマパークの中にあるんだ」と言い放った言葉が思い返
   されますが・・・文章を打ち込みながら、今更ながら妙に納得してしまいましたw

   緑が多いという事は、それだけ田舎という事かもしれませんが・・・w


   このサイトでは宇都宮市内や近隣にある公園や施設の話題も取り上げていますが、まだ写真の用意出来ていない
   公園や施設が数多くあり、子供を遊びに連れてゆくついでに写真を撮りためて順次掲載する予定です^^

   宇都宮の特徴の一つに学校が多いという点があります。
   特に宇都宮市中西部には、マンモス校で有名な作新学院をはじめとし文星芸術大学附属高(旧宇都宮学園)、宇都宮
   短大附属高、宇都宮女子高、宇都宮中央女子高、宇都宮工業高、宇都宮文星女子高など多くの学校が点在しており
   周辺にある専門学校に通学する学生と併せ、学生の多く行き交う街です。

   ベビーブーム世代が学生だった頃は登下校の時間帯になると学校の多い中西部から中心市街地へと通学の為に東西
   を行き来する学生で溢れユニオン通り〜オリオン通り周辺は学生だらけだった記憶があります。
   現在ではベビーブーム世代が学生だった時期も過ぎ、学生の姿が以前より随分減った気がします。

   宇都宮と聞いて多くの方が連想するものの一つに餃子があります。

   宇都宮は餃子の消費量が多いという事もあり、餃子を売りにした町おこしPRが功を奏して、テレビ番組等で
   取り上げられ今では全国的に餃子の街として有名になりました。
   以前、テレビ東京で放映されていた「おまかせ!山田紹介」で宇都宮の餃子が取り上げられた事により一気に
   知名度が上がったと言えるでしょう。

   ここ宇都宮では、高校生が学校の帰りに餃子店に立ち寄り、餃子を食べて帰るなんて光景を良く目にします。
   地元宇都宮ではよく見られる日常生活のひとコマですが、他県から転勤で宇都宮にやってきた同僚は女子高生が
   学校帰りに数人で餃子店に入る姿を見かけ、餃子が食生活に深く定着している事に大層驚いたそうです。

   消費量が多いと聞くまで、特別気にした事もありませんでしたが、言われてみると、夕食のおかずとして餃子が食卓に
   上がる事も確かに多いかもしれません・・・
   餃子専門店で購入し、家に持ち帰っておかずとして食べるのはもちろん、家庭で餃子を作る事もよくあり、主に焼いて
   食べますが、日によっては揚餃子や水餃子に調理して食べる事などもあります。
   昔、祖父から聞いた話しですが、戦争中、宇都宮出身の兵隊さんが満州に渡り、現地で餃子の作り方を覚え帰国した
   ので餃子を食べる風習が宇都宮周辺に根付いたとの話でした。

   餃子ブームもあって宇都宮に餃子というイメージが定着したせいか、聞いた事もない餃子店があちこちにオープンし、
   以前にも増して餃子専門店が増えた感があります^^;
   テレビ番組で、たまに宇都宮の餃子が特集されても知らないお店が紹介される事も多く、地元の住人としては疑問を
   感じる事もしばしばありますが、これは大人の事情なのかな?^^;
   そんな中でも昔から営業している餃子専門店も多く中でも一番地元の方に親しまれ定着しているのは「正嗣」(まさし)
   と、「みんみん」ではないかと思います。

   宇都宮餃子と聞くと私がまず最初に思い浮かべるのが正嗣(まさし)の餃子です。
   メニュー表にライスがあるお店もあるようですが、正嗣(まさし)の扱うメニューは基本的に「焼餃子」「水餃子」「生餃子」
   の3つ。
   カウンターに座り、時折お冷を飲みながら餃子だけをひたすら食べるのが正嗣スタイルですw


   ぎょうざ専門店正嗣(まさし)駒生店

   上の写真 : お昼時には賑わいを見せるぎょうざ専門店「正嗣」(まさし)駒生店

   正嗣(まさし)では焼餃子や生餃子の持ち帰りが可能です。

   生餃子を持ち帰り家で焼いた事が何度かあるのですが、家にあるフライパンだと焼加減がなかなか難しくて、お店で焼いて
   もらったようにはなかなか上手に焼けませんでした。(少し焦がした)
   焼餃子を持ち帰って家で食べると少し冷めてしまい風味が落ちてしまうので、やはり、お店のカウンターで食べるのが一番
   美味しい食べ方ですねぇ。
   成人男性であれば焼餃子3人前でかなりお腹一杯になります^^
   駐車台数が少な目なので車を停める事が出来ずに少し待つ事があるのが難点かな。

   個人的に何度となく利用している餃子専門店正嗣(まさし)ですが、店舗によって焼加減に微妙な違いがあるので各店舗を
   訪ね自分好みの焼加減を見つけてみるのも、マニアックな餃子の楽しみ方かもしれませんw


   テレビでたまに宇都宮にある餃子店のランキングを見掛ける事がありますが、宇都宮餃子を語る上で外せない
   専門店である筈なのになぜか正嗣(まさし)はテレビで紹介される事があまりありません
   もしかしてテレビ番組での紹介を断っているのかな・・・ちょっと不思議な感じがしますね。

   宇都宮餃子の代表格と言える宇都宮みんみん。
   テレビ番組などで取り上げられる事も多く、本店前では週末ともなると熱心な餃子ファン(?)が行列を作ります。

   週末ともなると行列が出来る宇都宮みんみん本店

   上の写真 : 週末ともなると行列が出来る宇都宮みんみん本店

   宇都宮みんみんはチェーン店なので宇都宮市内を中心にあちこちに店舗があるのですが、知名度の高い本店に
   人が集まるようですね。


   宇都宮みんみん睦町店

   上の写真 : トライアルの帰りに立ち寄る人の多い宇都宮みんみん睦町店

   宇都宮みんみん睦町店はトライアル(スーパー)の横にあるのでトライアルに買い物にきたついでに立ち寄る方を
   多く見かけます。
   夕飯のおかずに餃子を買い足して・・・といったスタイルが定着しているのは餃子が食卓に根付いている宇都宮
   ならでは・・・なのかもしれません。


   宇都宮みんみん江曽島店

   上の写真 : アピタとダイソーのそばにある宇都宮みんみん江曽島店

   アピタ、ダイソーと隣接している為車で来ても安心な宇都宮みんみん江曽島店。
   地元の人が宇都宮みんみんで餃子を食べる際にはどちらかと言うと車の停め難い本店を避け、郊外にある店舗で
   食べる事が多いかもしれません。

   地元に住むご年配の方の話しを聞くと、昔、宇都宮に「ちゅうじ」という大変美味しい餃子屋さんがあったそうですが、
   ある時悪い噂を流され、残念ながら店じまいしてしまったとか・・・。
   昔話でしか聞いた事のない「ちゅうじ」の餃子ですが、食べてみたかったなぁと、今更ながらに閉店を悔やまれます。

   新旧多くの餃子店が軒を連ねる宇都宮。
   餃子好きの方にとっては、たまらない街かもしれませんw


   関連HP : 宇都宮餃子会 (外部リンク)

   宇都宮には世界でもトップクラスのバーテンダーが多数存在しカクテルを飲むにあたり最高の技術を味わう事ができ、
   その筋では有名な場所です。
   宇都宮カクテル倶楽部という独自団体を持ち、加盟店が宇都宮市街地を中心に28店舗(2009年8月末現在)あり
   国内外で行われたコンクールの優勝者数が多く存在、実力を備えた名店が軒を連ねる宇都宮ではバーテンダーが
   日夜腕を競い合い、宇都宮では数多くのオリジナルカクテルが生まれています。

   「カクテル」と聞くとトム・クルーズ主演の映画を思い出しますが、映画の中では非現実的にすら思えたカクテルを
   取り巻くバーテンダーの世界が、宇都宮という自分に最も身近な場所に存在していました。
   餃子の街という強いインパクトに隠れがちではありますが第一線で活躍している人達を中心にレベル向上に努め
   るバーテンダー、実力を備えた名店の数々は宇都宮の隠された魅力の一つです。

   宇都宮カクテル倶楽部という独自団体を持つという事もあり「宇都宮カクテルナイト」、「宇都宮カクテルカーニバル」
   といった催しも行われるようになっています。


   関連HP : 宇都宮カクテル倶楽部 (外部リンク)

           2009年8月末現在 加盟店28店舗

   夏場、雷の多い事から雷都と呼ばれる事もある宇都宮市ですが、最近では「雷」という文字の入った商品を色々と見か
   けるようになりました。
   中でも「雷都物語」と銘打った食品を目にする事が多かったのですが、地元の企業が中心となり「雷」を地域ブランドに
   しようと協議会を立ち上げ力を入れているようです。
   宇都宮近郊の特産物を使用または加工技術を活かし作られた食品のみにつけられる統一ブランドとして「宇都宮雷都
   物語」を付けているそうです。

   餃子の街として全国的に有名になった宇都宮市ですが、宇都宮市内に住む一市民として、「雷都」とい言葉も定着して
   もらいたいものです^^
   以前、近隣のスーパーで雷都物語という名前の牛乳が売られていたのですが、今も売られているのかな?

   以下、代表的な「雷都物語」ブランド商品です。

      商品名                            製造元

     ・雷都物語 各種あられとピーナッツの詰め合わせ (日光おかき工房
     ・雷都物語 鬼あられ                   (丸彦製菓)
     ・雷都物語 コシヒカリ お米               (こめよし大宮市場店
     ・雷都物語 とちぎいちごジャム雷都物語  ジャム (御菓子司 枡金
     ・雷都物語 栗ようかん                  (    〃     )
     ・雷都物語 雷様水ぎょうざ                (青源味噌
     ・雷都物語 お弁当                     (新三
     ・雷都物語 かるめ焼                   (大橋製菓
     ・雷都物語 チョコ饅頭                   (高林堂
     ・雷都物語 雅洞サブレ                  (雅洞)


   名称 : 雷都物語メーカー評議会

   所在 : 栃木県宇都宮市中央3丁目4番地1号(宇都宮商工会議所内)

   関連HP : 雷都物語 メーカー協議会 (外部リンク)

   一昔前の宇都宮というと、東武宇都宮駅からオリオン通りを抜け二荒山神社周辺の地域が一番の賑わいを見せて
   いました。
   当時を知る人に宇都宮で一番賑わった場所は?と聞いたとしたら、大半の人がオリオン通り周辺と答えるでしょう。
   オリオン通り周辺では日曜日ともなると人が溢れ、通行人同士の肩がぶつかりそうなくらい、この地域には人出が
   あり、活気に満ち溢れていたものです。
   オリオン通り周辺には東武デパート、十字屋、丸井、アムス、西武デパート、上野百貨店といったデパートが多く
   出店し宇都宮市近郊の地域から電車やバスを使い、買い物に来る人も多く、とにかく活気があった記憶があります。
   現在は郊外型が主流となりつつある映画館ですが、当時は今よりも娯楽が少なかったという事もあり街の中には幾つ
   もの映画館がひしめき週末には人で溢れかえっていました。

   現在のように車を利用して郊外型の大型店に買い物へ行くといったライフスタイルはまだ定着しておらず、食材や
   日用品などの買い物はもっぱら近所のスーパーや商店などを利用し、用が足りない場合は便利な中心市街地に
   買いに行く・・・といったスタイルが主でした。
   当時はJR宇都宮線(国鉄時代の東北本線)や東武宇都宮線を利用し電車に乗って沿線から宇都宮に買い物に来る
   人達が多かった事も宇都宮の市街地が人で溢れかえっていた理由の一つだったと思います。

   また、第二次ベビーブームの影響もあり子供の人数が多く登下校時にオリオン通り周辺を立ち寄る生徒が多かった事
   なども中心市街地の賑わいに拍車をかけていました。
   特に宇都宮市中西部には学校が数多くあって、登下校時に見られた自転車通学の集団はまるで王蟲の群れのようで
   圧巻でしたねw
   放課後の校庭、近所の空き地、駄菓子屋などなど、いたる場所に子供が溢れていたあの当時、少子化が問題となる
   時代が訪れるなんて想像出来ませんでした・・・>_<

   昔は自転車通学の学生以外にも宇都宮中心市街地に自転車に乗って買出しに来る主婦なども多く、買い物客の
   乗る自転車が市街地中心部に溢れ、歩道や商店街にも自転車が沢山停められ通行の妨げになっていました。
   その為、市街地中心部に溢れた放置自転車の取り締まりが厳しくなった時期があったのですが・・・
   長期間放置されている自転車を撤去するだけであれば良いものの、自転車に乗って買い物に訪れた客が自転車
   から降りて買い物をしている間に軒先に停めてあった自転車が撤去されてしまうといった始末。

   元々は自転車を停めていけない区域に自転車を停める買い物客の方が悪いという事は判っていますが、何もそこ
   までしなくても・・・というのが当時の感想でした。

   中心市街地に放置されたと見なされた自転車はトラックに積まれ郊外に用意された放置自転車置き場へと移動された
   と記憶しています。
   私自身も学生の時、僅かな買い物時間の間に自転車を撤去され、後日親に頼み車に乗せてもらい郊外にある自転車
   置き場まで撤去された自転車を受け取りに行った事があるのですが時間が随分と経過している事もあって放置自転車
   置き場が郊外のどの辺りにあったか残念ながら正確に覚えていません^^;

   放置自転車の取り締まりが厳しくなった時期を境に自転車を利用した中心市街地への買い物が徐々に敬遠されはじめ、
   それに替わって自動車に乗って郊外型店舗へ買い物に行くといったライフスタイルが少しずつ定着していったように感じ
   ます。
   もちろん放置自転車の撤去だけが中心市街地の過疎化した原因ではなく、様々な要因が重なり今日の宇都宮中心
   市街地の過疎化に繋がったのだと思われますが、放置自転車の取り締まり強化が自動車を利用した郊外型店舗への
   買い物というライフスタイルを後押しした一因ではないかと今更ながらに思います。
   元々車社会のカラーが強かった宇都宮では車が普及している事もあって、宇都宮中心市街地から締め出された買い物
   客が、駐車場の充実した郊外型店舗へと買い物に出掛けるライフスタイルに流れやすい市民性があったのかもしれま
   せん。

   宇都宮市の中心市街地で自転車を撤去された経験を持つ方も相当いるかと思いますが、当然ながら撤去されて気分が
   良かった人はいないでしょう。
   せっかく中心市街地に買い物に訪れたのに乗ってきた自転車を撤去されてしまっては堪らないですから・・・
   自転車で食材など日常の買い物に訪れていた主婦は週末に夫や家族の運転する車で郊外型店舗へ買い物に。
   学生時代に自転車を撤去された経験を持つ人は時が経ち車を運転出来る年齢になれば、車を運転して郊外型店舗へ
   買い物に。
   一昔前、すれ違う人と肩がぶつかる程混み合っていた宇都宮の中心市街地ですが、自転車を利用して買い物に訪れる
   人々の足である自転車を放置自転車として半ば強制的に撤去などせずに、自転車置き場の充実に重点を絞って対策を
   取っていたならば、自転車に乗って商店街へ買い物に来る客層の一部を郊外に流失させずに中心市街地の商店街に
   定着させる事は可能だったかもしれません。
   放置自転車(買い物客が乗ってきた自転車)の撤去と市街地中心部にある商店街に限った話しであれば、中心市街地
   にある商店街は「客足が遠退いた」のではなく、自転車の撤去によって「客を追い払ってしまった」のかもしれませんね。

   一昔前宇都宮市内に数多くあり子供達で大賑わいだった駄菓子屋さんもほとんど姿を消しました。
   駄菓子屋というとお年寄りが店番をしているお店が大半でしたが、家庭用ゲーム機の普及や少子化の影響もあって
   徐々に子供達の姿も少なくなり、若い世代の人がそんな駄菓子屋さんの跡を継ぐ訳もなく、多くの駄菓子屋さんは店を
   たたんでしまったようです。
   駄菓子屋で友達とふざけ合いながら食べるもんじ焼き(東京の下町で食べられていたもんじゃ焼きとは少し異なる)の
   味すら宇都宮周辺に住む今の子供達は知らないのかな・・・
   子供達の社交場として駄菓子屋さんで学べる物事は多いと思うのですが、街の中に昔ながらの駄菓子屋さんを見掛け
   なくなってしまったのは残念な限りです。
   今ではベルモールなどの大型商業施設のテナントとして駄菓子屋さんが店を出しているのを見掛けますが、レトロな
   雰囲気は醸し出しているものの、壁に飾られているおもちゃ類も時代がバラバラの上清潔感があってどこか違和感を
   感じますが、今の子供が駄菓子屋さんを知っているとしたら、テナントとしての駄菓子屋さんなのかもしれません。






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